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個人の意見とか独断、偏見が混じった内容が混じっています。またブログ内の文章は常体です。あらかじめご了承ください。

執筆者の写真taisyo takaguchi

スポーツ戦略論①  プレイヤーは性格が悪い

大学の授業を受けていたら無性に自分も15回分の授業を作ってみたくなった。制作しながら思うが、どれだけ自分の興味がある分野だとしても90分を15回、喋る分の資料を作るのはとんでもない苦労である。何事もやってみなければ本当の大変さや達成感は味わえないわけで、そういう意味ではいい経験をしていると思う。


あ、この記事は90分もかからないです。せいぜい5分、短ければ3分ほどで読めるので適当に読んでくれると助かります。


さてそんなわけで勝手に作ってみるスポーツ戦略論、1回目はガイダンス的なノリでやってみようと思う。どんな授業でも、1回目ではやる内容や必要なもの、評価などを話す。


必要なものは特にない。強いて言えば、ブログを読みながら該当する試合が見れるような環境であれば良い。別にパソコン一台、携帯1台あれば他には何もいらない。


当然だが評価なんてものも存在しない。むしろこれを読んでくれた皆さんが僕のことを、取り上げた試合のことを勝手に評価するだろう。授業と違うのは、「これを読んだ、あるいは見た人が書いた人、教えた人を評価する」という点である。



なんとなく連載企画を始めようと思って元から興味のある戦略系を解説していくが、そのためにはまずスポーツにおける前提を説明しておかなければならない。それはすなわち、


「プレイヤーは性格が悪い」


ということである。ただしこれはあくまで「そのスポーツ、戦いを行なっている時」のみであり、日常生活から性格が悪いわけではない(私は中高生時代によく同級生から性格が悪いと言われいたので、中にはそういう片鱗を見せている人もいるかもしれない)。


対人系のスポーツでは、多くが自分が有利になるように、あるいは不利にならないように持ち込んでいく。その時には「自分が何をされたら嫌か」「自分が相手の立場だったらどうするか」を考え、それを逆に相手にさせていくことが大事じゃないだろうか。もちろんファールやペナルティなどのラフプレーはしない前提で、ルールの中でギリギリの「嫌がらせ」をすることが結果に結びつくと考えている。

相手が嫌がることをしながら精神的には落ち着いている状況...まさに悪魔である。


この話をするとよくラフプレーがどうだとか正々堂々戦えだとか言われるが、そんなことを議論しているわけではない。ペナルティをもらわないギリギリの範囲でやるからこそそれは「スポーツ」として成り立つのである。逆に言えば、そういうギリギリのプレーに対して明確な線引きをするためにルールが存在しているとも言える。ルールで許されている以上は「正々堂々」の範囲内なのである。なおこれは明確なルールが存在するから言えることであって、例えば街中のケンカのようなルールが存在しない、あるいは明確でないものについてはこれまで述べてきたことは除外される。(そもそもルールが緩いとかないスポーツがあれば教えて欲しい。普通に気になる。)


そんなわけでこの連載企画では、様々なスポーツの基本ルールを解説した上で、取り上げる試合の状況、場面を説明していこうと思う。プロのような知識がなくても、こんな考え方があるんだってだけで楽しめるようになる。多くの人に、いろんなスポーツを見てほしい。


もっと言えば、レースをやっている中学生、高校生たちはいろんなスポーツを見て考え方とかを活かして欲しい。点数の付け方とか予選のポイント計算など、色々と活かせることはあるだろうから。

というわけで早速だが、次回はサッカーを題材にお届けする。4年に一度のお祭りで起こった出来事、そしてその戦略の有用性について書いてみようと思う。



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