top of page

ブログ

個人の意見とか独断、偏見が混じった内容が混じっています。またブログ内の文章は常体です。あらかじめご了承ください。

検索

学生フォーミュラの本来の目的とは離れているけれど。

  • 執筆者の写真: taisyo takaguchi
    taisyo takaguchi
  • 2023年4月25日
  • 読了時間: 2分

先日、蛙田様に瑞浪に来ていただき、取材をしてもらいました。

その記事、ぜひ皆さんも読んでみてください。下にリンクを貼っておきます。




さて今日の記事、そのままの通りなんです。。

学生フォーミュラの主体は「ものづくり」なんです。

如何にいいものを揃え、いいセットを出し、いいドライバとチームで結果を出しに行くか、というものとは本来ちょっとずれているんです。


どちらかというと、「車両制作を通してものづくりの楽しさや達成感を知ってもらう、ものづくりするときの観点を他校との交流によって広げる」みたいな感覚だと思うんです。


レーシングドライバーは基本、その忙しさから大学には行かないか、行っても中退することが多いです。また制作や設計に関わる時間もほとんどありません。自分のレース活動でいっぱいですから。レースレポート、企画書、報告書、またサーキットでの練習やコーチングなど、やれることはたくさんあります。そのため大学には来ていないことが殆どです。


学生フォーミュラでほぼドライバーだけを担当する、と言うのは日本の学生フォーミュラからすると少しずれているように思います。それは上で述べたようにものづくりが主流であるからです。


ですがドライバー専門であるが故のエピソードもあるんです。

実は去年、先輩方にこんな言葉を残しています。

「車検さえ通してもらえれば、あとは動的の結果はちゃんと残します。だからまず、車検をクリアさせてください。」と。

一見すると無責任に聞こえるかもしれません。全員でクリアさせると言う人もいるかもしれません。


だけど僕は設計もしていなければ製作もしてません。できるのは、走って結果でチームのみんなに返すのみ。

ドライバー専門というのは、極端な話「乗って結果を出す」以外はないのです。

去年はトップこそ逃してしまいましたがオートクロスでは2位、エンデュランスでも3位と実績を残すことができました。それもあってみんなのモチベーションが今年はとても高いです。車さえ作ることができれば、あとはなんとかしてくれる。その安心感があるだけでもきっと余裕が違うことでしょう。


これから先ドライバー専門が現れるかどうかは分かりませんが、もし現れたときにはとても楽しみです。




 
 
 

最新記事

すべて表示
GPTと学ぶサスペンション講座1 役割と基礎

僕: まずは第一回を、あなたが先生、僕が生徒役で進めていこうと思う。僕の方から質問を投げかけるから、それに応える形でさっきの講義の内容に入ってくれる?図や写真はこちらで調べて用意するから、必要な場合は「調べて」と言ってくれればこちらで調べるよ。 GPT:...

 
 
 
ChatGPTと学ぶ、サスペンション講座 0

レースを初めて早20年が経とうとしているのに、自分に車に関する知識は一切ないことに気付いた。巷ではAIの進歩がすごいらしいので、今回は、その優秀なAIとともに、順番に車に関する知識について学んでいきたいと思う。ちなみに自分はとにかく授業形式が大好きなので、大体15回くらいに...

 
 
 
スポーツ戦略論② サッカーにおける「ボール回し」

以前から随分と時間が経ってしまったが、この企画を改めて続けようと思う。 さて、第2回、というか本格的な戦略に関する解説は初回となるこの記事では、サッカーを題材に取り上げる。 多くの人が知っていると思うが、サッカーとは1つのボールを手を使わずにゴールまで運び込むスポーツである...

 
 
 

Comentarios


bottom of page