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MS Eyes on FSAEJ #2 終わることのないエアロ論争

  • 執筆者の写真: taisyo takaguchi
    taisyo takaguchi
  • 2025年12月16日
  • 読了時間: 4分

毎年というか度々起こるエアロのいる・いらない論争。正確には、フロントウィングやリアウィングといったデバイスが、本当に必要なのか?ということをみんなで議論している。


議論していると言えば聞こえはいいが、大抵の場合自分の意見が正しい、絶対にいるまたは絶対にいらないみたいな感じで文章が作られるので炎上しやすい傾向にある、というべきか。なんであんなにみんな対抗心燃やすんだろう。あれかな、自分の考えを否定されてるみたいになるから良くないのかな。まして大学の教授とかが発言しようものならそれはもう大変な時代である。


ちなみに僕の考えとしてはあるに越したことはないが、それはおそらく他の学生フォーミュラのドライバーとは少し異なる理由かもしれない。

(コストとかデザインについての話は今回しません。モータースポーツ的な観点から少しずれてしまうので割愛してあります。つまり純粋な動的審査のみで考えてます)


多くのドライバーは、コーナーリング時の安定感や旋回速度の向上を理由にエアロデバイスを搭載する。もちろんその効果もあるだろうし、否定するつもりはない。

ただ、速度の2乗に比例して得られるダウンフォースにおいて、果たして学生フォーミュラの旋回速度でそれは得られるのだろうか?もちろん搭載する大学はそれらを最大限使えるように工夫する。結果、車体に対して比較的大きめのサイズとなることは言うまでも無い。

↑京都工芸繊維大学のリアウィング。いやでかいよね。。。ウィングとは???



僕の場合、学生フォーミュラでウィングをつける最大の利点はブレーキング時の挙動の安定性だと考えている。それは、学生フォーミュラというコンペティションの特異性から見ても決して間違いでは無いだろうと考えている。

何せ学生フォーミュラは、本来「レースやモータースポーツを経験していない人」が乗っても速い車がいいのである。というか趣旨的にいい車って多分そっち方向の気がする。どの大学にもぽんぽんレース経験者がいるわけじゃない。最近はやたらと増えている(阪大、早稲田、日大理工、日大生産工、東大、名大、名工大、海外の大学も何校かいたよね)気もするが、まぁ乗ったことない人とかせいぜいシムやグランツーリスモで遊んでいた人がほとんどであろう。

学生フォーミュラを本格的なレーシングカーとして定義していいかどうかはさておき、その加速感やグリップ感は通常の人では体験したことのない領域となる。コースも狭いので相対速度としても充分に速く感じられるだろう。

そんな変テコなマシンを、速く走らせるために必要なのはまず「安心感」である。車が思った通りに動く、ちゃんと止まる、ちゃんと加速する、ちゃんと曲がる。そしてそれぞれの動作をしたときに車がブレないこと。この安心感によって乗ったことのない人でもマシンに対して自信を持ち、より理解を深めることができる。そう、マシンを「安定させて止める」ポイントにおいてエアロデバイスは強力な効果を発揮するのである。このメリットこそが、学生フォーミュラにおけるエアロデバイスの最大の恩恵ではないだろうか。


もちろん、経験者にとってもあるかなしかで言えばあった方がいいだろう。但しそれは、車両が「普通に走る」条件のもとで、安心感とは違う理由であった方がいい、という結論である。

経験者の場合、同じ車両であればエアロがあることによって攻めれるポイントが広くなる。ブレーキングポイント、高速コーナーでの車速、セットアップの感度。こんなに攻めれるポイントが広がるなら、むしろつけない理由はないだろう。


実は今回の件に関して、1つ間違っていなかった事を確信するエピソードが存在するのだが、それは気になった人は僕に直接聞いてほしい。多分ここに書くと怒られる気がするので。。。(笑)


何はともあれ、モータースポーツ未経験者にとっては失敗しにくい範囲を広げ、

経験者にとっては攻める範囲を広げられるエアロデバイス。この論争の最適解は、近年の総合成績の順位を見れば一目でわかるかもしれない。皆さんもぜひ、友達同士でばちばちにエアロ論争をしてください。。。




 
 
 

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